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なんでもやらなくていい。

Kさんから頂いたメールをほぼ全文掲載させて頂きます。

書かれた言葉ひとつひとつにKさんの思いや日常が含まれています。

それらを想像し、かみしめながら ゆっくりお読みください。


- - - - -

(略)

今回は2度目の交流でした。最初は夫が亡くなってちょうど◯年後くらい。
その時の夫は突然の病死で混乱していたようです。
しかし夫と話すことができ感激と感動で涙波でした。

2度目の今回は、亡くなって◯年。
必ず来てくれると思っていたせいか、どこかワクワクしてこの日を待ちました。
前回の経験やメールのやり取りから、アガサさんを200パーセント信頼していたので、
(ア:Kさんのご信頼は伝わっています。ありがとうございます。)
不安心配は全くなく穏やかにこの日を迎えたと思います。

まず夫が伝えてくれたのは、私の身体のこと。
身体が冷えていて体調を崩していること、自分(夫)のかわりをしようと
何でも買って出て私一人でやろうとするのを、やめないといけない、
一人じゃなくもっと誰かの手を借りる方法がある、そのことを私に
ずっと言おうと思っていたこと。
もう私自身も納得することだらけでした。
節約のため、一人の時は暖房を使わずにいた私を夫は心配して
身体を冷やしてはいけないと言いました。
(略)
昔から登山、山が大好きな夫が、山にお住まいのアガサさんとその環境を
羨ましく興味を持った様子を伝えていただき、本当に間違いなく
我が夫がいると嬉しく思いました。

この交流の日はあえて子供の大事な日にしました。
子供が大学で長いこと勉強し、とても大事な発表をする日、その時間でした。
大学に入って一年ちょっとで、夫は急に亡くなりました。
一番心配していたのはその息子のことだったでしょう。
息子にも大きな葛藤がありましたが、しっかり勉強を続け、今後もさらに
学んでいくことを決めました。

交流の途中で、夫が「息子がホッとして満足そうな顔をしているのが見える」
と言うのをアガサさんを通して知り、私も息子が大事な発表をやりきったのだと
確信し、本当に本当にホッとしました。
夫の言葉はアガサさんを通して伝えられるわけですが、私としたら
夫と普段のように会話していた感覚でした。

(略)

私が一日中、うるさいくらいに夫に話しかけいる(ほぼ独りごと)のも
夫は聞いてくれていたんですね。
3割はありがたく、3割は面白がって、残りはちょっとあきれて?(うちの
奥さんよく喋るな〜)聞いてくれてるようで(笑)。

こちらとあちらは全然別の世界のように思っていましたが、
そうではなく重なってるところがあるんですよ、ラジオの電波のような
感じです というアガサさんのご説明がわかった気がしました。

この交流の前、夫のお墓参りに行きました。
夫からの言葉は、「寒くなかったか?有難いけれど
無理しなくていいよ。自分はそこにいるわけじゃないし」でした。
確かに久しぶりに雨が降って寒かったのです。

姿形は見えなくなった夫ですが、それでも私や息子を心配して
今も想い続けてくれていること、さりげなく側にいる合図を
送ってくれていること、大きくなった息子だけど時々幼い日を
思い出し今もとてもかわいいと思っていること。
それは私が知る夫そのものでした。

夫の死から◯年がたっても、実はまだまだ私は泣いて、まだまだ暗闇に
落ち込み、全部は夢なのではと思う日もたくさんあります。
しかし交流を通して、夫は死んだけど今もいる。はっきりそうわかって
本当に心が楽になり、穏やかな気持ちになれました。

(略)

- - - - -



交流も終わりかけていた頃、

私「何かお尋ねになりたいことはありますか?」

K「 以前、熱心にマラソンをしていたのですが、

  今も走っているのでしょうか?」

そのままの意味で、ご主人に尋ねてみました。

すると、満足そうな顔をなさって

< いいえ。もう走っていません。>

( そうですか。)

< 走る必要がなくなったんです。笑>

( 必要?)

< はい。>

「 Kさん、ご主人は今は走っておられないとのことです。」

「 そうですか。」

「 はい。満足そうな顔をされていて、走る必要がないそうです。」

ちょっとだけ間が空いたように思いますが、

Kさんはすぐに納得されたように こう話されました。

「 走る必要がない、というのはわかります。

 仕事が忙しい人だったので、『 走らなきゃやってられない。』

 とよく言ってました。じゃぁ、満足しているんですね。」

「 だから満足顔なんですね。なるほど。」



ご主人は前日ぐらいからでしょうか、何度か私に

同じことを繰り返して 話しておられました。

< 焦って なんでもやらなくていいよと話してください。>

( わかりました。Kさんにお伝えします。安心してください。)

確か数度言われていました。

その度に同じ返事を返しました。



言いたいこと、話したいことというのは、

そんなに多いわけじゃない。

だけど、話される言葉ひとつひとつには 心がこもっているのです。

妻を思う気持ち、

子を思う気持ち、

気持ちや心というのは、深く温かさがあります。



心ごと まるごと受けとめて、受け入れて、

ご家族に 心から伝えて、

ご家族が 心から受け入れられて、

そうしてはじめて、「伝えましたよ」と返事できるのだと

思っています。



交流の時、突然、ご主人が嬉しそうになさって

< 息子がほっとして、満足そうな顔をしています!>

と、おっしゃったのです。

( Kさんに伝えます。)

「Kさん、今、ご主人が「 息子がほっとして満足そうな

 顔をしてる!」とおっしゃったんですよ。」

「 あ!そうですか! そうかもしれない。今ぐらいかも

 しれない。」

電話口でぽかんとしている私を察知してくださったKさんは

「 多分、論文発表が終わったんだと思います。

 それぐらいの時間だと思います。

 そうですか! 良かったぁ!」

と それはそれは嬉しそうでした。

本当に嬉しそうなご夫妻。

お父さんとお母さん。

私は、胸にぐっときていました。

息子さん、頑張ったね。としみじみいたしました。



親が子を思う思いは、とても深いように思います。

子の成長に応じる時、時に、親は複雑な思いを経験します。

成長は、嬉しいこともあるし、もう親の手を離れていくんだ

という一種の淋しさもあるように思えます。

親が子に対しての考えや扱いを あらためなければなりません。(笑)



そして。

父親が子を思う、その思い方と 母親が子を思う思い方は

また 少し違うように思えます。

どちらも体験させて頂きました。

どちらも私自身、体験中ですので非常に参考になりました。



海より 深く、

山より 高く。

ですね。



付け加えるならば・・・(お許しください)

海より 広い選択肢を与え許し、

山の隆起のような人生であろうとも、

子は 子が 自分の人生を生きるのだ。

親は・・・子の空気を感じ、

子を人として敬意を表する・・・

そのように思えています。















= おまけ =

先々週でしたか、そこいらの枝には美しい自然の造形がありました。
氷の透明度が高いでしょ。
本当に綺麗なんです。

今朝、家族の見送りから帰ってきますと、マイナス10度。
なんだか、首もとが寒いかも・・・と思っていたら、
マフラー、してないやんっ!!!
随分と慣れたふうですね、寒さに。
慣れたんじゃなくて、諦めです。(笑)
こんなに寒くても、ぼちぼち、虫を見かけるようになったんですよ!
まだまだ、寒いから出てこなくていいよ・・・(苦笑)








アガサ








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