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アガサ

Author:アガサ
他界された愛するご家族、大切な方との対話を地道にお伝えしています。

アガサ
(2019年春から町暮らし)



ちょっと高めのチョコレート


Nさんから頂いたメールをお読みください。

- - - - -

母は私を生んですぐに重いリウマチを患い、以来ずっと手足の痛みと
それを抑える薬の副作用で、肺と腸も患い、苦しみながら育ててくれました。
そんな母の苦労を子供の頃は知る由もなく過ごしていたと思います。

母が、冗談のように毎年「来年は生きていないかもね」と言っていましたが
私は「またそんなこと言って…大丈夫だよ。」の繰り返しだったので、
(また言ってるよ…そんなこと言っていつも大丈夫じゃん!)
母が具合が悪い状態に慣れてしまっていたのです。
母が入院した時も、いずれ退院できると軽く考えていたと思います。

「チョコレート食べたいな」
「じゃあ、食べて大丈夫かどうか先生に聞いとくね」

…数日後、母はあっという間に逝ってしまいました

それ以来、ずっと何も手につかず、
何も親孝行できなかったことを後悔する日々を過ごしていました。

今回、アガサさんを通じて伝わってきたのは母そのものでした。
いろいろとおせっかいを焼きたい性分なところとか、
(チョコレートの件は母が失礼しました。
翌日に奮発してデパートでチョコ買ってお供えしました。)

祖母と張り合って伝えてくるところとか、
冗談っぽく本音を言うところとか、
「寂しいと思ってくれるのは……ちょっとうれしい」とか…
あ、母だな、と(笑)

本当は「親孝行できなくてごめんなさい」を一番に伝えようと思っていたのですが、
あまりにもごく普通に母を感じることができて、うれしくて、おかしくて、
すっかり忘れてしまいました。

祖母についても、最近写真の整理をしようと古いアルバムを見ていた時に、
私が知らなかった祖父母と一緒に写っている数々の写真を見つけて
初めて祖父母の想いを知ったところだったので、
今回祖母の想いに触れ、ありがたい気持ちになっているところです。
(略)

今回、直接、感謝とごめんねを伝えるのを忘れてしまったのですが、
その思いは伝わっていること、逆に母と祖母からありがとうを伝えられ、
今は ”遠慮なく” 見守っていてくれるということを知り、
寂しさはまだまだ拭えませんが、
少しずつ、前向きに歩いていけるかな、と感じております。
(略)

12/16頂戴したメールより
母の命日が近く、今週、お墓参りに行ってきました。
祖父・父が亡くなり20年以上経つのですが、
母が亡くなるまでは、遠方ということもあり足も遠のき
母が亡くなってからは、墓前に訪れても
どうしても母への想いが中心になっていました。
今回は 祖父母・父母・姉 家族皆への想いを馳せることができたと思います。
これも、(略)母だけでなく祖母の想いにも触れることができたからかな
と思います。

- - - - -


確か・・・チョコレートのことがお約束日の数日前ぐらいから

何かと気になっていました。

私が買うとしたら、どこでにでも売ってるようなたくさん入っている大袋チョコ。

お菓子を買うことさえ、財布とにらめっこですから(笑)

お買得チョコといえども、買おうかどうしようか・・・です。

大袋チョコに手を伸ばそうとすると、手が止まります。

( ・・・これじゃないんだぁ・・・)

お値段が高めのチョコレートに目が行きます。

( いやぁ、それは買えませんよ。)と私。

そう思った瞬間、?と思いました。

すると、何とも微笑ましい思いが私の中で湧いてくるのです。



どこかのどなたかが思いを伝えてこられている _

日常の些細なところに気づけた時、他界を自然のように思えます。

自然が私達の周囲に、普通に在るのと似ています。

気づくか、気づかないか。

たいそうなことでも、特別なことでもありません。

気づいたら、静かに自分の内で温存する。

口を慎み、内で温存することで、深みが増すと思っています。



人の真心は、

とても素直に思え、とても愛しく思えるのです。

私の性分は、そこから先の詳細のことを尋ねないこと。

以前は、もっとわかれば良いのになぁ・・・と思っていたのですが、

年々、交流を重ねてゆく中で(それはそれで良いのかな)と思えています。

自分の中で大切にしたいのは、" 自然で在る "ということ。

ええ格好をしないで生きていきたいのです。

追求をすることがさらなる次に繫がることもありますが、

何でも 過ぎることは、不自然。

不自然なことをすれば、後々、必ず 心の中や周りの空気が

ギクシャクしてきます。

きっと、わからないことは、必要があれば必要な時に知るんだから・・・

急かすこともなく、追求することもなく、気長に構えることも

また人生だと思っています。



あっさりとその時がやってきました。(笑)

Nさんに交流のご説明をしていた時のこと。

例えでご説明をした方がわかりやすいなと思いまして、

その例えを何にしようかと瞬時にいろいろ考えたのです。

どうしても、ある言葉しか考えられなかったので、

素直にその言葉を発しました。

それは、Nさんがメールでも話してくださった"チョコレート"。

チョコレートのことは、交流が終わりかけていた頃に

Nさんが話してくださいました。

それで、私の中での謎も解けたわけです。

(家族の絆ってスゴいなぁ〜)と思います。



今まで何度も述べさせて頂いていますが、

こうした交流というのは、本当に、心の交流だと実感します。

私達は、

知りたかったこと、聞きたかったこと、そして、

やりたかったけどやれず終いになってしまったことへの自責を

言いたいと思ってしまいます。

それも自然なのです。



そうした思いというのは、通じているのだと実感しています。

そこを越えたものを皆さんの愛しいご家族や方々が

伝えて来られるのです。



< わたしの方があなたに感謝をしています。>

< 本当にありがとうと伝えたい。>



こうしたことを、です。

もうね、たまらなくなるんですよ。

言葉だけでなく、心も伝わりますから、

喉の奥といいますか、胸の奥が ぎゅぅっとなり、こみあげてきます。

目頭は熱くなりますもの。

これもまた、自然だろうと思っているのです。



親が子を思う気持ち

子が親を思う気持ち

妻が夫を思う気持ち

夫が妻を思う気持ち

恋人を思う気持ち

友人を思う気持ち

恩師を思う気持ち

家族同然の動物達を思う気持ち・・・



自分以外の誰かを思う気持ちというのは、

深く、

計りでは計れないずっしりとした重さがあり、

とても大きくて、

広くて、

濃くて、

淡くて、

恋しく、

はかなく、

強くて、

弱く、

確かなもの・・・

言葉では言い尽くせないほどの深く美しいのです。



その美しい心は、愛情と呼ぶんだと思います。

無形です。

肉眼で見えることほどのチープなもんではありません。

愛情というものは、見えないものだからこそ

心に届き、美しいのです。



泣いて 笑って

怒って 喜んで。



限られた時間を生きて来られた愛しい方々に 私達は

嘘偽りのない、表裏のない心で

ええ格好せずに素朴に生きていくことが

何よりの孝行だと思います。



Nさん、

お母さんやおばあさんをはじめ ご親戚の方々は

いつだって Nさんを見守っておられるのです。

愛情を注いでおられます。

親孝行出来なかったと思われていますが、

ちょっと高めのチョコレートを買っておあげになったのは

立派な親孝行です!

お母さん、喜んでおられます。



お名前の通りに生きてゆかれますように。

私、素晴しいお名前だなぁって思いました。



なんで チョコレートを食べたかったのか?

そういう時ってあります。

なんでか分からないけど、あれが食べたいって思う時

Nさんにもあると思います。

子どもに「◯◯が食べたい」と言えるのは

すごくしあわせだと思います。



親は、

自分のことよりも、子どものこと、

自分は食べなくても、子どもに美味しいものを食べさせてやりたい_

そう思って生きていきます。



それだけ 子が大事なんです。

子から、「何が食べたい?」と聞かれるのは

本当にしあわせなものです。













= おまけ =

11月の写真だと思います。
葉っぱがね、凍ってるんですよ。朝のゴミ出し時には。(苦笑)
太陽の光があたりますと、サァーと息を吹き返します。




これはついこの前です。
朝7時過ぎに最寄りバス停まで送る家族達を見送り時。
車の窓を見ましたら、氷の妖精の足跡でしょうか(笑)、たくさんついていました。

さ、寒過ぎる写真で失礼しました!
今日はこちら、お昼12時頃で、マイナス1度でした。
まあ〜、霜柱の立派なこと!

本格的な寒さは、1月下旬から2月いっぱい。
越冬できるかな〜、この夏仕様の山荘で。(笑えない現実)
・・・でも 笑っておこう・・・(笑)





アガサ










 2018_12_11

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