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2017/04/25.Tue

4人でこれからも。

( 大腿部の真ん中あたりが痛むな・・・

 そこだけじゃない。身体のあちこちに痛みがある。

 骨の中が痛いようだ。骨の中?内側?
 
 骨の内の 何らかの症状・・・)

交流のたびに、私は様々な"症状"を経験します。

疑似体験といえども、ある程度の痛みが実際に起こります。

ご本人方は、どれほどの痛みで、不安や焦りや様々な思いを

乗り越えてこられただろうと 思うのです。



10代前半ぐらいでしょうか、

男の子は私に話しかけてくれました。

< お母さんは、泣いて会いたいって。

 お父さんは、泣くのを我慢してる。

 お母さんを励ましたいって思っているんだよ、お父さん。>

( そうなんだね。お母さんの気持ち、私、わかりますよ。

 我が子は、お母さんたちにとっては身体の一部同然なんだもの。

 お父さんも、そうですよ。

 親にとって子は、自分よりも大事な存在。

 お父さん、偉いね。

 お母さんを支えているんだね。)

男の子は、私と少し話してから どこかへ行ってしったようです。

「 どっかに行っちゃったんだね。(笑)

 お父さんとお母さんのところへ行ったんだねぇ。」

そりゃそーです。

家族のところに居る方が良いに決まってますよ。

知らないおばちゃんのとこに居るよりかは、ね。(笑)



お待ち合わせ場所に行きますと、おふたりは待ってくださっていました。

男性の方を見ますと、

< お父さんだよ!>

( ええ、そのようね。)

女性の方を見ますと、

< お母さんだよ!>

( 笑 そうですとも!)

というように、親切に教えてくれます。

何とも言えませんね、子どもって。本当に可愛い。

男性は、いえ、お父さんはニコニコと柔らかな笑顔で。

お母さんは、緊張されている面持ちでした。

(当たり前です。緊張して、自然です。)



アガサ部屋に入って頂いて、少し休んで頂いている間に

私は、玄関や階段の電気を消しに、部屋から出ます。

東北大震災があってから、常に、電気を大事に思います。

寄付だけではなく、日常のすべてを見つめたいと思っています。

わずかでも寄付だけして、電気の使いたい放題・・・

これじゃ、意味ありませんもんね。(苦笑)



私的には、私が離席する数分間というのはとても必要だろうと

思っています。私が依頼側なら、後からそう感じます。

やっとの思いで、依頼した人の家に着くわけですから。

離席するというのは、信頼がなければ出来ません。

もちろん、自宅にお越し頂くこと自体、そうです。



「 すみません、お待たせしました。」そう声をかけながら、入室しました。

「 では、ぼちぼちと始めましょうね。」

ほとんどの場合、1分もしない内に、" ご家族 "がお越しになります。

( 私としてはもう少し、ゆっくり目でも良いんじゃないかなと

 思うのですが(笑)、まぁ、私の意見なんて何の効力もありません。)



さっきの男の子でした。

見た目、おおよその年代、性格など伝わってくることを

その都度、Mさんご夫妻にお伝えしていきます。

「 細身で、髪は・・・Nさんに似ておられると思います。

 お分かりになりますか?」

「 はい。」

「 では、このまま続けていきます。

 あ、その前に、お二人がお越しになる前に知らされたことを

 確認させてください。主に健康面です。」

「 はい。」

「 このあたりが痛みます。外傷かどうかはわかりません。

 と言いますのは、私は骨の内の症状だろうと感じています。

 身体のあちこち、、、骨のなかが痛むように思えます。

 これはお分かりになりますか?」

「 はい。わかります。その通りです。」

「 そうですか。彼は上手に伝えてくれていますね。」

ご夫妻にはそう話しながら、声無き声で、彼に尋ねました_

( ねぇ、さっきのこと、ご両親に話しますか?)

< うん。知ってることを知ってほしいから。>

( なるほど。じゃ、話しますね。)



「 息子さんが、お二人がお越しになる前に私に話してくださったことがあります。

 内緒話かと思っていましたが、彼の了解を得たのでお伝えしますね。

 お母さんは泣いて『会いたい』って。

 お父さんは泣くのを我慢してるって。

 お母さんを励ましているんですって、お父さんが。

 合っていますか?」

尋ねる必要もなかったなと思いました。

話の途中で、おふたりがそれぞれに涙を拭いておられたからです。



彼は、ぴょんとその場でジャンプのようなことをしてくれました。

膝を胸に近づけるような感じの、ジャンプ。

何かの練習か、準備運動か、と思いました。

Mさんご夫妻に確認しますと、「わかります。」とのこと。

私には、はっきり分からないけれど、ご家族にはすぐにわかる時、

家族ってスゴいなとあらためて思います。



息子さんは、何か・・・小さな動物?と遊んでいる姿を

見せてくれました。

( その子は、誰? )

< ◯ょーじ >

( きょーじ? きよじ?)

またしても、私には分かりません。

「 聴き取れないな・・・」とボソボソ呟いている私を

救ってくださったのは、Mさんご夫妻でした。

「 ジョージです。おさるのジョージ。」

「 あ・・・そうですか。お分かりになるのですね。」

「 はい!」



確認している時、私は、いつも以上にぼんやりしています。

気の無い返事やリアクションだなぁと思われるかもしれませんが

ご依頼人がおわかりになるか、ならないか。

私に必要なのはそれだけなのです。

それがあって、部屋の空気が変わり、やっとこさ、私は安心して

交流に入れるのです。



彼は素直に、話してくれました。

自分の気持ちも、ご兄弟のことも、お友達方へのエールも。



当日の夕方、早々とご感想メールをくださいました。

興奮さめやらぬお気持ちを乗せて。



- - - - -

(略)

伺う前は不安と期待が入り混じった感じでしたが、
お会いした後は直ぐに不安が取れました。
アガサさんのお人柄が私の想像していた通りでした
(ア:平凡で普通というのは本当に有難いばかりです。)

お話しが始まり、まずびっくりしたのが
次男が大好きだったぬいぐるみを可愛がってる事でした。
小さな頃からずっと一緒でしたし、旅立つ時も一緒に持たせたものでした。

これで確信しました!
アガサさんには次男が視えてる!
(中略)
痛みの箇所や風貌など全くその通りで、妻と二人でびっくりの連続でした。


今日は次男の本当の気持ちが分かり嬉しかったです。

泣きながらまだまだこの世で生きたかった!
やり残した事がある!
家族が大好き!
家も大好き!

本人が一番びっくりしてた、こっちにも学校があるんだよ!
その学校でサッカーやるのかな^ ^

本当に病気を治して大好きなサッカーをやらせてあげたかったです

今は元気にぴょんぴょん跳ねてる!
痛みが無くなって元気だよと見せてくれたんだなと思いました。

お兄ちゃんの事も心配してくれてた事
本人が帰って来たら伝え様と思います。
(中略)
家族4人でこれからも頑張って行こうと思います!

(略)

- - - - -



印象的だったのは、お帰りの際の、お母さんのお顔が

ガラッと変わっていたことです。

安心しきったお顔でした。

とても安心なさった表情。



部屋にお入り頂いたあとに話しておられた、

「 私、こういうのは全く考えたことがなかったんです。」

ということ。

もちろん、そうでしょうと思います。

ご依頼になる方々のほとんどが、そうおっしゃいます。

私自身も、そう思います。

交流をお伝えし、家族愛にあふれる機会を何度も経験しても

必要かどうか、

というのは私が答えるべきではないと思っています。



交流が必要かどうかはわかりませんし、

交流に何かを求めることは、私には認められないと思っています。

不安な表情や空気が、交流のあと、

穏やかな表情と安心した空気になったのを見て感じますと

心から良かったなぁと思います。

家族を思う気持ちは、本当に温かいなぁと思います。



" 家族4人でこれからも頑張って行こうと思います!"

とお父さんがお書きになりました。

そのお気持ちがメールの文字から伝わってきました。



おっしゃる通りですよ!

家族は、家族ですから!












つい最近の日曜日、歩いて図書館まで借りていた本を返却に行きました。
「何か、借りる?」
「どうしようかな・・・」とそれぞれに言いながら、
思い思いに本を物色。
私が引き込まれたのは、この2冊でした。
早速、借りたその日に読み始めました。「ボブという名のストリートキャット」を。
読み始めると止まらずに、夕方まで読みふけりました。
贅沢な気分です。数時間、読めるなんて。(笑)
この猫ちゃんと主人公のお話は、実話だそうです。
日本ではあまり知られていないようですが、映画にもなったようです。
海外ではとても有名な猫ちゃんと飼い主さんみたい。
こういう出会いってやっぱり有りますよね。
人生が変わるっていう出会いは、一度あるかないかぐらいでしょうね。
もう1冊は、捜索犬の実話。ジャーマンシェパードです。
動物と触れ合うことは、命と触れ合うこと。
愛情たっぷりでいつも一所懸命ですね。

休日に、歩いて図書館へ行くというのは何とも贅沢でのんびりします。
図書館というのは良い空間ですね。



アガサ
愛しい家族、大切な人との交流 | Comments(0)
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