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2017/03/14.Tue

母ちゃん子

< ・・・◯○◯○>



Yさんがお越しになる準備を終え、ぼんやりしていたところ

若い男性の囁きがありました。

もっと他にも話しかけてくださっていたに違いありせん。

お出迎えするための準備時間を確保するために、

朝起きた時から、いつも、時計とにらめっこ。

( さぁ、やっと"時間"を作れた・・・)

そうしみじみする私にこの若い男性は、話しかけるタイミングを

見計らってくださっていたと思います。



( ◯○◯○って、それはあなたのお名前?)

シーンと静まり返っていましたので、今迄の経験から

( メモだけしておくか・・・)とメモしておきました。

他界から私に知らされたことは、

自分でも呆れるぐらい、すぐ忘れてしまうからです。



<(母に)随分、苦しい思いをさせました。>

声をしぼるように、心からそうおっしゃる若い男性の気持ちに

胸いっぱいになりました。

( ちゃんと伝えますから。安心してください。)



事前にこのような交流がありましても、当日のご依頼人の

" ご家族やお知合い " かどうかはわかりません。

何事も、そうだったからといって 決めつけることは

誰にとっても 何ひとつ良いことなどありません。

いつでも、気持ちを切替えることは本当に大切ですね。



ご到着のお電話を頂き、ご依頼人Yさんのお迎えに行きました。

部屋にあがって頂き、なんだか、部屋中が緊張しています。

( 私、この手の緊張はクリアしたつもりなんだけどな・・・)

と思いながら、

「 緊張しますね。」とYさんに話しかけました。

Yさんも確かに、多少の緊張はなさっていると感知しましたが、

ちょっと違うんですね。Yさんとも私とも、違うところから

緊張が出ていました。



「 ぼちぼち、静かに始めたいと思います。」と断りを入れて、

他界に合わせていきました。

すぐにそこにおられるのはわかったのですが、その方が

とても揺れていましたので、もうしばらく様子を見ることに。



「 まだ はっきりとは今のところ視えていませんが、

 若い男性を とらえています。」

(このあとも、描写をお伝えしていたのですが覚えていません。)

「 Yさん、若い男性にお心当たりはありますか?」

「 はい。あります。」

「 わかりました。この方を視させて頂きます。」



そう言った直後、若い男性から先程のことをどうやら先に

伝えてほしそうに届きました。

( 先に、ね。わかりました。)

「 Yさんがお越しになる前に話されたことがありますので

 その確認をさせてください。」

「 はい。」

「 <◯○◯○>、あるいは、<◯○◯ー>と聴こえたのですが

 どなたかのお名前だろうと思います。お友達か、どなたかの。

 聞き覚えがありますか?」

少しお考えくださったのですが、

「 ・・・いえ、知りません。」

とご協力くださいました。

「 わかりました。」

と言いながらも、何か関係があると思いつつ次に話をすすめました。



「 Yさんにですね、この若い男性が『 随分、苦しい思いをさせた。』

 と胸いっぱいに言葉を絞るようにおっしゃっいました。

 本当に、心からそう話しておいでです。」

Yさんは、そっと涙をふかれたように思います。

交流中は、他界に集中しますのでご依頼人さんの方はほとんど見ず、
何か話しておられても聞こえていないことが多く、私は
同じことを複数回繰り返して言っているかもしれません。




「 彼は本当に若い。若いって言っても大人の男性ですけれどね。

 健康面ですが、長患いをされたようなことは伝わってきません。

 ん・・・と、これはどこだ、腸か、、、」

と言いながら、私の身体で痛みのある部分を示しました。

「 それと、頭の後ろのこのあたりです。左よりです。このあたり。」

伝えたらすぐに、違う場所へと痛みが移動します。



「 いろんなところが痛かったのですね。

 だけど、瞬間的です。痛みをとても感じたことはないと思います。」

「 はい。そのあたり(腸かお腹全体)も、そうだと思います。」

「 そうですか。おわかりになるのなら、助かります。」

「 事故に遭ったんです・・・」

「 そうでしたか・・・それは、若いのに・・・」

辛いのを経験されている方に対して" お辛いですね・・・" なんて

言えませんでした。



そうこうしていますと、その瞬間のことを伝えようとされているようでした。

「 Yさん、息子さんは、彼は、その瞬間、身体から投げ出されて、

 すぐに、Yさんの傍に行かれたそうです。

 普通は、、、その、、、混乱するもんなんですが、不思議です。

 あぁ、そうなんだって。こうなってしまったのなら、仕方ない。

 Yさんのことが心配になって、Yさんの傍に行かれたのです。

 それをおわかりなりますか?

 彼は、そのことを気づいていたのか知りたそうです。」



Yさんは、一瞬考えをまとめておられたんじゃないかと思います。

「 あの、私・・・はい、多分、それぐらいの時間だったと

 思うんですが。

 知っているお経を口ずさんだんです。何故だかわかりませんでしたが。

 連絡を受けたのは、何時間かしてからだったんですけれど。」

そうおっしゃいながら、息子さんが事故に遭われた時刻、

警察から連絡が遭った時刻などをご自分でつぶやきながら

確認されていたようでした。



< わかってたんだ!>



彼は、嬉しいという気持ち、感激していることが私に伝わりました。

こういうことがあるんですね。

親子の繋がり、ですね。



< こういうことよりも、楽しいことを話そう!>

「 Yさん、息子さんが『 楽しいことを話そう 』

 とおっしゃっていますよ。」

( さぁ、何を話してくださるんでしょう。笑)



彼が私に視せてくれたのは、小学生ぐらいのご自分の様子でした。

( え? この子があなた、ですか?)

びっくりしているまま、Yさんに伝えました_

「 今の彼からは想像出来ないのですが、子どもの頃は、

 なんていいますか、とても活発なお子さんでしたね。

( とても"やんちゃ坊主"という言葉は言えないな・・・失礼かな?)

 授業中なんかも、こんな感じで手を挙げて!

 わぁ〜、参観日、楽しかったでしょう? Yさん。笑 」

「 本当にそうです。活発すぎるぐらいの子でした。

 成長していく段階で、落ち着いてきました。」



< 大きくなってから同年代の友達たちと会った時、

 " こいつ、前はこんなんじゃなかったのにな " って思いました。>

( ちゃらちゃらしてる感じがしたのですか?)

< そう。笑 >

「 彼は、同年代のお友達たちのことを話しています。

 『こんな(性格)だったかな?』と思えたって。

 なんて言いますか、ちゃらちゃらしてるような印象。

 こういうことは話されていましたか? ご存知ですか?」

「 はい。そういうふうに話していました。

 息子は大人になると、落ち着いてきたようですが、

 お友達は、逆で、落ち着きがなくなったようだと。

 それで話が合わなくなったと聞いています。」

「 そうでしょうね。話は合わないでしょうね。

 人それぞれの成長というか、変化がありますもんねぇ。」



「 Yさんからお聴きになりたいことはありますか?」

とお尋ねしてみました。

「 会社の方に、その・・・一緒にいた方に何か言いたいことがあるか

 ということを聞いてほしいです。」

( そのことについて、いかがですか?)

< ・・・仕事は・・・山・・・>

( 山?)

なんだろうと思っている間にも話が続き、慌てた私です。



< 会社をやめないでほしい。頑張ってほしい。

 辛いからと言って辞めたって、別のところに行って働いても

 同じだと思う。歯を食いしばって頑張ってほしい。

 何も、悪くないんだから。>

そのまま、Yさんにお伝えしました。

Yさんも、会社の方に同じようなことを話されたようです。



この時に、ふと、最初の方で確認をとったことを思い出しました。

「 会社のその方、同僚の方ですか?この方のお名前はご存知ですか?

 最初の方で確認をとらせていただいた"◯○◯○"というお名前が

 関係している気がしました。」

「 さぁ・・・下の名前までは・・・

 もしかしたら、" ろう " って付いていたかもしれない・・・」

「 そうだとしたら、息子さんは、会社の方に頑張って欲しいと

 伝えたかったのでしょうね。はっきりと聴き取れなくてすみません。」

「 いえ、そんなことは。」



彼は、今どうしているのか、というようなことにも

少し教えてくれました。

「 Yさん、息子さんは、いろいろなことに興味を持っています。

 " 今は、これをやってるんだ!"というようなこと、仕事を

 決めておられませんが、いろいろなことが出来るんだ!という

 ことにとても嬉しそうです。興味の持てるものがたくさんある!

 という感じです。」



交流も終わりに近づいた頃、

< 母と、どこか ゆっくりとしたかった・・・>

( 親孝行ですか?)

" 孝行 " という言葉に、さっと照れてしまわれた息子さん。

( お母さんと、のんびりとした時間を過ごしたい・・・ですか?)

「 息子さんが、その、、、お母さんとふたりで、どこかへ

 う・・・ん、どこかへ行かれるなどということは話されていましたか?

 旅行とかそういうのではないと思うんですが・・・

 のんびり、どこかで、母と水入らずで・・・というようなことが

 伝わってきますが、それが何をさしているのかが私にはわかりません。」



彼の思いが私に重なり、何度も書いていますが、

本当に 胸いっぱいになります。

なんて、母思いなんだろうと しみじみしました。

本当に。



では、このへんで

Yさんから頂いたメールを掲載させて頂きます。



- - - - -



帰ってから録音を聞きながらまた涙涙…。
母ちゃん子だった息子が
少し もぞもぞしながら想いを伝える姿が目にうかびました。

大人になってから良く考えながら言葉を伝える様子と
子供の頃の超やんちゃのムードメーカーのギャップが有ることまで
視られていたのは驚きました。
あちらの世界でも興味の有ることを探して(こちらでも色んな事に夢中になる子でした)
いて ずーっとのんびりしている訳ではないと言うこと。
頑張ってるんだね。

そして私があまり哀しまないよう何かできないか考えてくれている息子。
私も止まってる時間を動かし少しずつでも歩きだそうと思いました。
季節はもう春になるんですね。
帰り道に菜の花が咲いてました。



- - - - -



突然の事故が起きた時、当人は何が起こったのかわかりません。

わからなくて、普通です。

周囲の状況をしばらく観察してから、あぁ、そうなのかと

思う(気づく)と思われます。



息子さんは、事故を経験され、

ご自分が ご自分の肉体から出られた時に 事の状況を

ご理解なさったようです。そうおっしゃっていました。

私はその速さに、驚きました。

そのことについては、Yさんがこのようなことを話してくださいました。

「 あの子は、大人になってから(とおっしゃっていたと思います)

 魂に関係した本なんかを読んでいたと思います。

 それで、自分がそうなって、知っていたものですから、

 すぐに私の方に来れたのかなぁと思います。」

なるほど。そうかもしれません。



私に分かることは、

息子さんが とても お母さん思いだということ。

お伝えしている時、彼の思いがとても深く、

私は、涙を流しながら 伝えていたと思います。

その涙は、

悲しみや辛さからくるような類いのものではなく、

感謝や愛情の深さによるものだと思います。



彼は、こうも話していました。

< 人生は短かったかもしれないけど、短いとは言えない。

 もっと短い人もいるから。

(自分は)好きなことをさせてもらってたし、

 母からそんなに怒られなかったし(笑)、

 充実して 幸せだった。

 これからも 充実してると思う。

 ただ、

 母をなんとか(哀しまないように)してあげたい。

 どうすればいいのかは、まだみつかっていないけど。>








子の他界は、非常に辛い。

けど、私は、

決して遠い彼方におられるとは、思えないのです。



" 子に してやれることは、何ですか? "

よくお尋ねになるご質問です。

それは、親がしあわせを努めることだろうと思います。

とても大変な、難しいことでもあります。



" あの子を失って、しあわせなど あり得ない。"

100人中、99人の親御さんはそう思います。

それで普通です。

親はそうです。

だけども

お子さんたちが親に対して望むことは、

やっぱり、

親が笑っていること、だろうと思います。

しあわせに暮らしていること。



" しあわせって何だろう? "と思います。

人それぞれに 幸せの定義は違うと思いますが、

突き詰めれば、

今ある命を大事にして生きて、

今ある命に感謝して生きて、

他の命も大事に思えることだと 思います。



私たちが 天命を全うし、迎えるその時、

愛しい家族、愛しい人、動物たちと再会できるんです。



両手両腕をひろげて、

愛しいあの子を抱きしめられるんです。



映像とかそんなんじゃなくて、

しっかりとした手応えを感じることが

出来るのです。



悲しみを経験し、

人として 全うに生きた褒美だろうと思います。







" 母ちゃん!"













わが家のリビングルームは、温室化しています。(笑)
どうです? 見事な苺でしょう?!
この品種はまだ、市場には出回っていないものらしいのです。
買えたとしても、一粒 1,500円になるとか!(ひぇ〜!誰も買わへんで!笑)
色は、ピンクがかった赤。
味は、桃の味が少しします。
香りは、ほんのり桃+苺。
最初の一粒を家族皆で分けて食べました。
「 美味しい〜!」
「 ほんとに、うっすら桃味だねぇ〜!」
市場では、すっかり出回っている苺ちゃん達ですが、
旬は、3月中旬ぐらいから5月です。
苺畑は、ハウスがほとんどですが、ハウスのなかでも
ミツバチ達が働いています。
彼らのおかげで私たちは様々な果物や野菜を食べられます。



アガサ
愛しい家族、大切な人との交流 | Comments(0)
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