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未来は続いているんだよ

夕方、愛犬との散歩から帰ってきた時か行くところか

覚えていませんが、玄関にわんこと居た時、すぅっと

若い男性が現れたように思いました。

ちらっとそちらの方を伏せ目で確認した直後、すぐに

おられなくなりました。

( 明日の、ご家族の方でしょう・・・)

そう静かに 自分で自分に話しかけるように、

普通に。自然に。



翌朝、準備の準備をしていますと

口の中が、何と言うのでしょう・・・

ネバネバし始めたのです。

( なんだろう。このネバネバ感・・・)

口をゆすいだり 何なりしている時に ようやく

鈍い私は気づきました。

( この方の、なんだ。Yさんが来られたらお尋ねしよう。)



静かにしていますと、その若い男性は私の心に話しかけてこられました。

< ぉ母さんは、あれからずっと苦しんでる。

 もう苦しまないでほしんだ。

 ・・・(自分の)将来がないと思っているようだけど・・・

 ・・・(自分の)未来は続いているんだよ。>

私は、その囁きに返事が出来ませんでした。

ただ聴いているだけで、気の効いた返事や言葉が出てきませんでした。

しばらくして、不安が押し寄せてきたのです。

< ・・・どちらが良いのか わからない。

 家族の傍にいるほうが(家族にとって)良いことなのか、

 それとも、

 思うようにした方がいいのか・・・>

そうして、私自身が、こちらの世界に居るのか、

あちらの世界に居るのか、わからなくなりました。

地に足が着いていない_ そんな簡単なことではなくて、です。

( こちらに戻ってきなさい。)

そのようなことを言われ、私は ハッとし 私の身体と意識を

合わせたのです。

複雑な思い、でした。



玄関先でYさん親子さんをお待ちしている間に 少しずつ 私を取り戻しました。

2回目ということで、Yさん親子さんの緊張感も少しは

ゆったりとしておられたようです。

先程の余韻が少し残っていたので、私がお茶を飲む時間を頂き、

「 ぼちぼち 始めましょう。」

で、また ゆるやかに あちらに合わせて行きました。



大きな鞄、合宿から帰ってきたかのような鞄を肩に掛け

玄関先で帰ってくる元気そうな姿。

大きなシートを 誰かのために 敷いている姿。

そこには責任感とわくわくする気持ち、

とにかく、皆のために、という気持ちでシートを広げる姿が

ありました。

どちらもお分かりになるとのこと。



「 あぁ、そうでした。おふたりが来られる前のことをお伝えしとかなきゃ。」

口の中がネバネバすること。

自分でも(ネバネバするって、どういうことだろう)と

思っていましたが、とにかく、おわかりになるか ならないか。

それだけが私には必要です。



「 口の中が ネバネバしはじめたのです。なんだろうと思ったのですが

 とにかく ネバネバしました。おわかりになりますか?

 こんな表現ですみません。」

「 わかります。」

「 え? おわかりになるんですか?」

「 はい。」
(ここで説明をして下さったのですが、忘れました。)

「 おわかりになるのなら、良いですね。素晴しいですね。」

「 そして、

『ぉ母さんはあれからずっと苦しんでいる。

 もう苦しまないでほしい。

 将来がないと思っているようだけど、

 未来は続いているんだよ。』

 とおっしゃいました。

 おわかりになりますか?」

「 はい。わかります。」

そうおっしゃってハンカチで涙をふいておいでのようでした。



そのあと、

ご自分の部屋のこと、

スペースのこと、

妹さんへの言葉や思い、

お父さんへの思いやり、

を話しておられました。



家族の対話は、泣いたり笑ったり。

考えさせられたり、様々です。

いつもの如く、頂いたメールに助けて頂きます。

覚えていられないのなら、録音されては?と思われる方々も

おられるかもしれませんね。(笑)

ご依頼人が録音をされるのは、私の中ではOKなんですが

私がご依頼人さんとご家族との交流を録音するのは、

私の中では、" 非良識 ” なのです。

ご勘弁頂ければ、幸いです。



- - - - -



私たちのように最愛の者をなくした家族にとって、
『普通』がどれだけ有難いことか、
『普通』であることがどれだけ幸せなことか…
あたりまえにあると思っていたことが、
実はそれが奇跡なのだということを、いつも考えさせられています。
ですから、『普通』の息子でいいんです。
思いは特別ですが、特別な息子でも何でもない、
親思い、家族思いの普通の息子です。
だから、アガサさんから最高の褒め言葉をいただいたと勝手に思っています。笑

今日も私にとっては貴重な時間でした。
今の息子が思っていること、考えていることを聞かせていただけたのは本当に有難いことです。
なかなか前を向けずに毎日が過ぎていることを息子はちゃんとみているんだな…と。

自分が病気と闘っているときも、常に私のことを心配しているような息子でした。
今もそうさせてしまっていることに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
少しずつでもゆっくりと時間をかけて、息子の気持ちに応えていけるといいな…と思っています。



- - - - -



本当に良い青年です。

最後の方で私が、

「 本当に普通の、良い息子さんです。」というようなことを

Yさんに申し上げたのです。

私の中で " 普通 " というのは、最高のこと。

世の中が便利になりすぎておかしくなってきたように思えて、

普通の感覚、

普通の感性、

普通の生活、

普通の行い、

といったものが 今はとても稀少です。

皆大抵は、" 特別 " に成りたがります。

普通の暮らしが出来ることがどれほど有難いか、価値があるのかを

知っているつもりです。

強い者が弱い者を守ることは、普通。

道で転けている人がいたら手を差し伸べるのが、普通。

命を大切に思えて、普通なんです。

口癖といいますか、考え癖なんでしょうね、普通が素晴しいというのは。

なので、つい 口からぽろっと出てしまい、後でハッとして、

Yさんにメールをさせて頂いたというわけです。



この肉体を脱しても、人は人。

人は、心。

身体の痛みからは解放されますが、

心とは向き合うようです。

私たちも、日々いろいろあるように、あちらに引越しても

いろいろ思うもの。

私は それで 自然だと思います。

今まで多くの あちらの方々と接してきましたが、

おひとりおひとり違います。

皆一緒の行程を行く、とは言えません。

大きくみると大抵は同じに見えるかもしれませんが

同じでは ないのです。

ひとりひとり、個性があり、性格が あります。



どんな気持ちも、心も、大切に向き合いたいし、届けたい。

なぜだかわかりませんが、使命感からではありません。

他人事とは思えないのです。





人も動物も植物も、

すべては 何かが共通しているのかもしれない。

どこかで 繫がっているのかもしれない。















Yさん、少しずつです。少しずつ。

それが 自然だと思います。

それで 善いのだと思います。























アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~







Comments 2

N

未来は続いている…。
我が子の成長をもう見られない悔しさと、日々向き合う私達にとって、本当に嬉しいメッセージですね。
たくさんの希望と喜びを分けて頂きました。
ありがとうございました。

2018-10-29 (Mon) 13:17 | EDIT | REPLY |   

Agatha

子の思い

おはようございます。
コメントはサプライズプレゼントのように思えます。
有難うございます。

本当に、そう思います。

私自身、そのお話をされたとき、(あぁ、そうなんだな・・・)と思いました。
しみじみしました。
何度かそうしたことを話されたことはありますが、
そうおっしゃる方が皆同じ背景だとは思えません。

子が親を思う気持ち。

嬉しさと切なさと儚げさと・・・様々な思いが入り混じるような気がします。

頑張っていくよとなかなか芯からは思えないですが、
「 そっか。わかった。わかったよ。」と親が子の気持ちを知った時に
親の心の中で感じる、あの感覚を私は大切に思えます。

それは、親子の愛 なのだろうと思います。

いつも有難うございます。
アガサ


2016-03-07 (Mon) 08:57 | EDIT | REPLY |   

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