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足をぷらんぷらんさせて

朝起きて台所へ朝の準備をしにいきますと、

身体半分が とても痛くなり出しました。

( 少し緩くしてほしい。)

そう願ったところで、すんなり聞いてもらえるとも思わない。(笑)

日常の用事をしていれば、そうした痛みは引いていくから大丈夫。

何事も、切替が大切。



いつも聴いているクラッシックをかけていると

開けているドアの端っこから

可愛いお顔をちらっと覗かせて 私の様子を

視ている小さな子が やってきてくれました。

( 今日の方のご家族? 

 まあ、そうでなくてもいいわ。

 入ってらっしゃい、可愛い子ちゃん。)

その子は、嬉しそうにパタパタとたどたどしく駆けてきて

私の傍に置いてある椅子に登り、座りました。

子どもって本当に素晴しいですね。

天使のよう。



調整する時間はせまってきてるけど、

こんなに可愛い子をほっておく気にもなれない。(笑)

私の心はお見通しだったのでしょうか、

< ママに あえる! うれしい!>

そう話してくれたこの子は、嬉しさのあまり

足をぷらんぷらんさせていました。

( ふふふ。可愛いわねぇ〜 )

孫を視る気分の私。



調整していくと、

身体のなかで あちこちに 異変が起き、

大変な状態だったことを知らされてゆく。

一連の症状は終わったかと思えば、

まだ続きがあり、発熱してきたようです。

( 私が倒れそうだ。わかったから緩めて。)

そう言っても・・・必要なことことは知らせてこられ、

続けて、

心臓のあたりをぎゅうぎゅうとした痛み。

( まだ、続くのかなぁ・・・)

何度も何度も、不思議な間隔をあけて

心臓への痛みは 繰り返されました。

( これは・・・大変だ・・・イテテ )

ようやく落ち着いたと思ったら、

今度は、この子ではない人の健康上のことを

少し知らされました。



早く、伝えたい_

私は、そう思いました。

時間丁度になってからお電話を頂きました。

簡単な説明をしたあと、数十秒程静かにしていますと

あの子だ!

あ〜、来たねぇ!

パタパタと私の方に駆け寄ってきて、

椅子によじ上り、上手に座って、

また、足をぷらんぷらんさせて。



「 Mさん、ここに小さいお子さんが来られています。

 私の傍にある椅子に座ってね、足をぷらんぷらんさせて。

 本当に可愛いですねぇ。

 お心当たり、ありそうですか?」



Mさんは、声をあげて泣いておいででした。

震える声をふりしぼって、

「 はい。」

そう頑張って答えてくださいました。

「 よかったぁ、Mさんのご家族で。

 もし、ご存知ないということだったら、私、

 この子へ家族と会う約束と責任がありますものね。」



この子の傍におられたのは、ご年配のご婦人。

おばあさんでした。

ご主人をとても可愛がっておられたおばあさん。

しっかりした女性です。

< 安心しなさい。私がついていますからって、言ってください。>

Mさんは、すぐにこのご婦人がどなたであるのか

直観されたようです。



愛しいわが子は、元気にしていること、

ご主人のおばあさんと共にいることを知ることが出来、

安堵されたことでしょう。

家族全員が、この子を愛していて、

大抵は前向きなご主人がとても落ち込んでおられること、

会社なんか辞めて、わが子の闘病につきそってあげたかったこと、

小さな身体で本当に頑張ってくれたことも、

やりとりの後半で涙ながらに話されました。



孫であるご主人をとても可愛がっていたおばあさんは

孫(ご主人)への叱咤激励もされ、

生前通り、筋の通ったことを愛情と共に孫へ、

孫の家族へアドバイスされていました。



私の貧弱な回想を助けてくださる、

ご依頼人Mさんからのメールには、

「 同じような境遇にいる方々に・・・

 心のほんの少しの灯りとでもなれば幸いです。」

と結んでありました。

心からお読みください。



- - - - -

会いたくて会いたくてたまらない我が子だと確信して、
涙が止まりませんでした。

息子の○○は、二歳三ヶ月で息を引き取りました。
稀な血液の病気のため症例も少なく、骨髄移植をしたものの、
皮膚剥離、血便、栄養失調。
肝臓、腎臓がやられ、
呼吸障害でICUに入り、人工呼吸器、気管切開。
幾度と山を越えてくれて、
ドクターたちを驚かせる程に頑張りました。

最期も、全身の臓器が不全になり、
心拍、血圧が下がり、
それでも心臓マッサージをすれば何度も蘇生してくれる○○に、
これ以上続けても、ただ限界を待つだけで苦しいだけだとの判断で
「もう頑張らなくていいんだよ」
と、こちらが言うまで頑張り続けてくれました。

そんな闘病中の記憶が強すぎて、
わたしも主人もそこばかり思い出しては、
いっそ骨髄移植をしなければ良かったのではと
後悔したり悲しんだりする毎日でした。

でも、今日、動き回る姿を伝えていただいて、
移植前は元気に遊んでいたこと、
楽しかった思い出が溢れて来て、
つらかった事ばかりに目を向けてはいけないと感じました。

本人は、わたしたち夫婦とはギャップがあるくらいに
今は元気に走り回っている。
きっとこれからも、増え続けるおもちゃで遊んでくれているんだと
信じることができます。

○○は、病気で脾臓が腫れていたせいもあり、
一歳半の骨髄移植までもなかなか歩けず、
病院のベッドで立ち上がって、
「どうだ!」という顔でこちらを見て喜んでいましたので、
「走り回れるようになったよ!ママ見てみて!」
と伝えてくれているようで、
成長も知ることができ、本当に嬉しかったです。

治してあげられなくて、ごめん
怒って、ごめん、と伝えているときに
○○がわたしの涙をぬぐってくれているとアガサさんが伝えて下さったとき、
確かに右の太ももが温かくなり、
あの子のあたたかさを感じることが出来ました。


落ち込む主人を心配して、
○○の手を繋いで来てくれたおばあさんにも、
感謝の気持ちでいっぱいです。

(略)

- - - -



やりとりも終盤にさしかかったと感じた頃、

可愛い子ちゃんは、

嬉しそうにお空の方を見上げました。

何やら、お空に綺麗なものがあるようです。

Mさんに伝えますと、

「 家族で 病院から 花火を観たんです。

 主人が甚平さんを買って着させて。

 喜んでいました。」

そう話して下さいました。








○○ちゃん、覚えているんだね。

お空にあがった、ぴかぴか花火。




























友人から先日、突然の贈り物。
彼女は、「Happy birthday」と言う言葉と遅れたけど、と笑っていました。
「 May I ? 」「 Sure! 」ということで、友人手作りのラッピングを
開けながらドキドキしていました。
「あ!」・・・あとは、目頭が熱くなって。
欲しかった本でした。
友人から教えてもらい、本を数ヶ月借りていたので、余程好きなんだろうと
思われていた本。
獣医さんである作家の絵本。
絵もさることながら、ストーリに心を奪われてしまう温かい本。
高くて、高くて、手が出なかった本。(数千円もするんです!)
子どもから大人まで、心温まる本です。

わが子と共に、あちらにいる子ども達にも、読み聞かせをしてあげたいと思います。
すべての子どもたちに。






アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~




Comments 1

N

我が子が元気でいてくれること、痛みから解放されていることを確認できてうれしいですね。
ご家族の様子、お子様の頑張りが我が家と重なり涙があふれてきました。
治してあげられなくてごめんね、あの時怒ってごめんね、ご両親のお気持ちに胸がぎゅーっとなりました。

この空の下、笑顔の裏にある悲しみ、切なさ、悔しさと共に生き、見えない我が子を必死に抱きしめる天使パパと天使ママの幸せを祈っています。
ありがとうございます。

2018-10-29 (Mon) 13:20 | EDIT | REPLY |   

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