FC2ブログ
2019/02/25.Mon

口数の少なさから学んだこと

Kさんから頂いたメールです。

- - - - -
(略)

先日は、穏やかに過ごす息子の様子をお伝えいただき、ありがとうございました。
表現の仕方、言葉の使い方、考え方、すべてが生前の息子の姿そのもので、
旅立った日からずっと苦しかった気持ちが少しほぐれていきます。

アガサさんが仰った「(略)」、
心に温かく心に染み込みます。

穏やかに楽しくいてくれている、場所が変わっただけで、
今も息子は何にも変わらずに過ごしているんですね。
それどころか、新しいお友達も二人出来て、勉強したり、
私のそばにも来てくれたり、
忙しく、まだまだ成長・進歩を続けていることが、
夢のように嬉しい事でした。

自分で下した人生の大きな決断に今もぶれることなく、
「これで行くしかない」は実に息子らしく、
悲しいことではありますが誇りにさえ思えます。

おにぎりにはびっくりしました。
息子が食べたいと思う気持ちが私に伝わったのか、あるいは、
私がおにぎりを思い浮かべた事を「知っているよ、そばで見ているから」と教えたかったのか。
どちらにしても、お互いに想い合っているんだという事を心底実感しました。

私が生きている限り、手元に置いておこうと思った息子のお骨、
納骨することにしました。
お墓を購入し、墓石のデザインも慌ただしく決めました。
「◯」の文字を入れます。
いつかお墓を建てたらそうするつもりでした。
ただ、これは「いつも想っているよ」の気持ちでしたが、今の思いはまったく違います。
「お互いに想いあっているね、永遠に」ということ、
そして、想いが一方通行ではなく、息子も常に私たちを想ってくれている事に
「ありがとう」の気持ちを込めて。

(略)
- - - - -



あまり話さない、

口数の少なさは 私自身あまり気になりません。

話したくないわけじゃないのです。

自分の存在を知ってほしい、

一言でも何か話したい、

そうした思いがあるからこそ、

他人の私の傍に立ち寄ってくださるのです。



口数が少なくとも、大切な思いがある_

この些細な当たり前にも思えることが心底わかった時、

青年がどういう伝え方で伝えてくれていたのかが

はっきりとわかったのです。



< この人(私)、わからんちんだなぁ〜 >

と苦笑いされていたかもしれませんが、それでもなお、

息子さんが諦めもせず 心から話してくれていたから

わからんちんの私に届き、伝わったのです。



< 普通のおにぎりが 食べたい >

( 普通のって、混ぜ物なし、ですか?)

そうすると、彼は私に懐かしいあのおにぎりを見せてくれたのです。

( あぁ!これね! 本当に普通のおにぎりだ!笑)

( お母さんにそう言います。わぁ、美味しそうだなぁ。)



おにぎり。

おにぎりなんて、ものすごく些細な小さなことだと思われるでしょう。

大したことじゃない、と思う方もおられるかもしれません。

だけど、そうじゃない。

些細なこと、普通のこと、特記すべきことではないことを私は

ものすごく大事に思えます。

日常の気持ち、感情ほど、その人らしさを感じるのです。



おにぎりのことをKさんに話しますと、本当にびっくりされていました。

私の方がびっくりするぐらい、びっくりされていました。

それが、家族なんです。

他人は取るに足りない、大したことのように思えないことでも

家族にとっては、大切な人にとっては、大きなことなのです。

それが想い。



想いというのは、思いじゃない。

相手を心から思う想い。

美しいですね、日本語は。



子が親を想う。

親が子を想う。

大事な人を想う。

その想いは、やっぱり伝わっているんだなと思いました。



淋しいは、当たり前。

悲しいも、当たり前。

逢いたい、というのも本音で、

それは無理だろうなと思う自分にがっかりするのも本音。



逢いたい、抱きしめたいを私達はこちらでいっぱい貯めるんです。

めっちゃ貯まるでしょ。

私も相当貯めてます、逢いたい気持ち抱きしめたい思いを。



息子さんが「普通のおにぎり」とおっしゃって見せてくださったのは

本当に 普通のおにぎりでした。

交流の後、その普通のおにぎりが私も大好きだった少女の頃を

思い出しました。

母が学校から帰ってきた私や兄弟のために、

普通のおにぎりをおやつとしてお皿に置いていってくれてたこと。

母が作ったしりから、その普通のおにぎりは 子ども達の口に入り、

お皿不要だったことも。



ほかほかの白ご飯に、塩が少しあって、

ノリがちょっとだけ巻いてある 普通のおにぎり。

母の味。

おふくろの味です。



特別じゃない " 普通のおにぎり "だけに、

交流の後、思い出して ちょっとだけ泣けました。



母の味 か・・・

懐かしいなぁ。















= おまけ =

ちょっと前まで、雪が積もっていたのですが
ここのところの気温で 雪は解けてしまいました。
だけど、山の中のお天気は天気予報通りにはいきません。
4月ぐらいになって、突然降ったりします。
だけど、
もう春が近づいているんですね。
この寒い写真の芽も膨らみ続けていますよ。











アガサ
















愛しい家族、大切な人との交流 | Comments(0)
 | HOME |