FC2ブログ
2016/11/09.Wed

一緒に頑張ろ

いつからだったか思い出せないのですが、わが家では

読んでいた本を閉じ、ちょっとしたおしゃべりも終え、

寝入る前に家族同士で足の裏をさすります。

指圧というか、マッサージ?

なんだかそのような感じのものです。

子どもは子どもなりに、精一杯一日を生きていますから

足裏マッサージは気持ち良いようです。

「 お母ちゃんも疲れてるだろうから、いいよ、やらなくて。」

そう言いますが、やっぱり、足裏は気持ち良いですよね。(笑)

子が生まれたまなしの足の小ささと今の足の大きさに

時の流れやら成長をひしひしと思い、

親としていろいろな思いを感じながら、

こうして 足裏をさすれることを有難く思います。



さすっていますと、

自然な感じで話しかけて来られた若い男性が居ました。

話すのは一瞬迷ったのですが、判別や区別も大丈夫なので

じっと聴いていました。



< 自分のせいで 家族が バラバラになったんでしょうか?>

( いいえ。それは違うと思います。)

< だけど、家族みんなをさみしくさせてしまってるのは事実だと思う。>

( それは、あなたとは関係ないですよ。)

< なんで?>

( あなたはまだこれからそういうことを経験なさっていくと思います。

 家族といえども、一緒にいて 苦しくなる時もあるし、

 そういう流れになってくる時期もあると思いますよ。

 だから、あなたが原因ということではないと私は思います。)



納得されたとは思いませんが、そのあと、いつもの静けさに戻りました。

( 家族って、不思議だね。)と誰に言うでもなく、

小さな小さな声でつぶやき、私も眠ることにしました。



Yさんは私の家を覚えていらっしゃるようでしたので、

直接、呼び鈴をならして頂くことにしました。

あの瞬間が良いですね。

お互いの顔をぱっと見れる、あの瞬間。

懐かしさが ぱぁ〜っと花火のように飛び散ります。



複数回であっても、当日、お身内のどなたが来られるのか

わかりませんし、限定しません。

( 私達には決めることなど出来ないのです。)

しばらーく、静かにしていますと、

わぁ〜、もう来られた。

そう思いますと、口元がニヤけてくるんですね、何故か。

( もうすこし、拝見したい・・・)

そう思っているにもかかわらず、若い男性は、

Yさんの横に座って、お顔(表情)をじろじろっとご覧に。

そして、にやっと笑って。

< 元気そうじゃん。笑>

たしか、そのようにおっしゃったと思います。

( あら、昨夜とは随分違いますね、雰囲気が。まぁ、いいわ。笑)

( 昨夜話してくださったこと、Yさんにお伝えしますか?)

< うん。別にいいよ。>

一応の了解をとりましたので、昨夜の会話をYさんに伝えました。

Yさんは、涙をふきながら聴いておられました_

「 子どもに親が心配をかけちゃいけないと思っているんですが、

 やっぱり、心配をかけてしまっているんですね。情けないです。」

「 よくわかりませんが、私は、いろいろなことを経験した方が

 子どもにとっても、息子さんにとっても、考える機会になると

 思います。家族であっても、それぞれに考える。

 そういうのも大切なんだと思っています。

 彼は、これから経験されていくのですから。

 ずっと悲しい状態でおられるということではないのです。」

「 ええ。そうですね。」

半分笑って、涙をふいておられたと思います。



「 息子さんが・・・すごく勉強なさっているお顔を見せています。」

「 ええ、わかります。高校生の塾の講師していたことがあります。」

「 いえ、そういうのではないです・・・何か言いたいんだ・・・」

視えている映像と合致させるために、いろいろと言葉を繋ぎつつ、

まるで、独り言のようにブツブツ言う私を

温かく見守ってくださるYさんもご協力くださいました。

「 目標があって、資格を取る勉強もしていました。」

「 資格! あ、資格か! それだ! え? それだけじゃない?」

  これではない、何かあるはず。言いたいことが。」

多分、私の周りの空気は緊迫していたと思います。

ご協力頂いたからといって安直にそうと決めることは出来ません。

ちょっとでも違う、何かが違う_

本当に、ご依頼くださる方には忍耐をお願いばかりしています。(苦笑)



「 息子は、、、やり残したことが、、、」

とYさんがお話し始められた直後、彼が私にものすごく近く、

重なってこられたようで、私は身を引く事にしました_



「 俺は、諦めてないっ!」



半ば、叫ぶように話した彼(私の声)に驚いた私は、

「 彼は、今も勉強され、諦めていないって。」

彼の気持ちに感化されて、なんだか胸がいっぱいでした。

少し、落ち着くために、深呼吸をしました。

「 ご自分のことをおっしゃいたいとは思わないんです。

 彼が<諦めていない>ということを言いたいのではないと思います。

 合致してこないのです。先程の気持ちは、彼の気持ちの一部ですが

 それを言いたいわけではないのです。」



< 俺、頑張ってるから、(お母さんにも)頑張って。

 一緒に勉強をしようって。そう思って。>

( 一緒に? 勉強を、ですか?)

< そう。>

( うーん・・・となると、Yさんも勉強をする必要があるとお思いですね。)

頭を縦にふった彼。

( そっか・・・そのまま、伝えるか。)



「 彼は、Yさんも勉強した方が良いっておっしゃっています。

 これは、何か・・・資格を目指しての勉強です。

 もちろん、将来の仕事に関係した意味です。

 おわかりになりますか? 心当たりありますか?」

はっとされたようです。

「 何かをやらなくちゃいけないと思いながらも、何もする気が起きなくて

 朝起きたら『 あの子は、いないんだ・・・』と思って。寂しくて。

 家族の前では泣かないように出来てきたと思います。

 家事もただやっているだけです。掃除して洗濯してご飯作って、みたいなね。

 以前の職場の方から復職のお話を頂いたんで、やろうかなどうしようかなと

 思っているものの、やる気は起きなくて。

 そうして、ダラダラと時間が過ぎてしまうんです。」

うなづく私。

そりゃそうだよと思う私。

「 それでも。それでも、彼は、息子さんは、

 " 一緒に頑張ろうよ " っておっしゃっています。

 どういう方面なのか、どういうものを探せばいいのか

 おわかりにならないと思いますけど、それは、私達が

 Yさんが日常の中で自然な感じでおわかりになってくることだと

 思いますよ。」

「 はい。」

「 だけど・・・ね。笑 」

とニヤッとしながら、彼をじぃっと視る私。

突然、私の目には、ある映像が映し出されました。

( え? 何だ? あ、Yさん。Yさんが笑ってる。)

その周りには、薬のようなものが沢山並んでいました。

( 医療関係だ。薬が周りにある。 薬剤師? なんかちょっと違う。
  だけど薬が棚にずらっと並んでいるのって、薬剤師か?
  薬剤って、薬学部に行かなきゃ、では? でしょ?)

何だか、混乱してしまったので、そこで一呼吸。

視たものをとにかく、Yさんに話しました。



Yさんは、びっくりして、

「 え? 鳥肌、立っちゃった!」

とおっしゃり、何となく思っておられたことを話して行かれました。

私はびっくりしました。

もうすでに、息子さんからの思いが届いていたんだなと思いました。

わんちゃんのこと、妹さんのこと、お父さんのことも

思っておられた息子さんでした。



ぼちぼち、回想も限界のようです。(苦笑)

Yさんから頂いたメールに助けて頂きます。



- - - - -

(略)

今回はさらに息子がパワーアップしていたように感じました。
アガサさんとの信頼関係…というのでしょうか。
いつも思うことがあります。
相手の気持ち、思いを、他人を介して伝えることは本当に難しいと思うのです。
その方の言葉や言い回しひとつで、
受け取る側の印象は全く違うものになってしまいます。
アガサさんは、息子の伝えようとしていることや思いを常に言葉を選びながら、
できるだけ正確に私に伝えようとしてくれます。

言葉の語尾や仕草…まるで息子が本当に目の前にいるような…
そんな温かい気持ちになります。
肉体はなくなってしまったけど…
そう語る息子の思い、私への励まし…
胸がいっぱいになりました。

どうして・・・!? 何で・・・!?
毎日果てしない悲しみの無限ループに陥ってる私に
喝を入れられてしまいましたね(笑)

何の目的もなく、自ら楽しみを見つけようともしない、
ただただ時間が過ぎるだけの毎日を送っている私を、息子らしい励まし方で…。

(中略)

泣いたり笑ったり…
息子とアガサさんの意外な共通点を発見したり…(笑)
→(娘に話したらビックリしてましたよ〜)

あっという間の時間でした。
息子を近くに感じさせていただけたこと、
本当にありがとうございました。

- - - - -



この頂いたメールの最後尾に[おまけ]として書かれたことが

ありました。

その内容を見て、また、びっくり。

( へぇ〜、薬学部に通い直さなくても良いんだぁ・・・)



家族からの思い、アドバイス、メッセージ・・・

そういうのは、霊媒を介して届けられるわけでは

ありません。

この平凡極まりない日常の中で、

この日常を生きて行く中で、

何となく思えることが そうであることが多いのです。



メッセージや思いばかりを待つわけでは、ありません。

私達ひとりひとりの人生、毎日は、

誰かの指図や指示を待って生きる・・・

では ありません。

自分が、主役。

自分が、やる。

家族といえども、家族には家族の人生があります。

それは決して、水くさいとか、縁が薄いとか

そういうことではありません。



互いに頑張り合える。

それぞれの分野で それぞれが出来る範囲で

精一杯生きる。

思いやりを込めて生きる。

誠実に生きる。



とても地味で地道な生き方ではありますが、

これこそが 人として 最高の生き方だと

思います。



そうやって、互いに精一杯生きて、

むこうに行った時にゃ、

たまらんですよ。

嬉し涙いっぱい、

鼻水いっぱい。

言葉にならないあれこれ。



こっちで私達が 誠実に生きること、

これですよ。






" 一緒に 頑張ろ! "





頑張ることは、どっちにころんでも

良いことだと思います。

頑張る、必至になる、集中する、というのは、

結果じゃないです。

頑張れた自分が存在するって 気持ち良いですよ。

精一杯やる。

あとは、結果は、もういい。ってね。

そう思えれば、後々、何したって、

何が起きたって、清々しいですよ。
















= おまけ =

「うわっ!」
とでも言いたげな、何かをガン見するごん。




私「ちょ、ちょっと 出んといてやぁ。何でクルクルと回ってんの?」



はっとして、ちょっと離れたところを見ると、さつまいもが!
( あ〜、ごんの大好物ね。ご用心、ご用心っと。)













愛しい家族、大切な人との交流 | Comments(3)
 | HOME |